胃がんの症例2 ~ 胃がん
こちらも少し初めの症例よりも大きいのですが、やはり早期胃がんの患者さんです。
矢印で囲った部分が「がん」の部分です。
角度を変えて全体像を把握しています。
特に内視鏡で切除を考えている場合は境目をどれだけはっきりできるか? はかなり重要なことです。
場合によっては内視鏡の種類を変更してみる場合もあります。
今度は色素「インジコカルミン」という紺色の色素を散布して境目をよりはっきりさせます。
少し接近した写真です。
矢印のところは電気メスの先で「がん」と正常の境目を軽いやけどを負わせているところです。
なぜか・・・電気メスで切っていくとだんだんと位置関係がはっきりわからなくなったり特に境目がよくわからなくなるからです。
切っている途中では境目をはっきりさせることは相当に困難です。
いよいよ先端フードというものを装着して境目を電気メスで切り始めるところです。
正確に切除するために先端フードというものを装着します。
内視鏡はあまり接近するとピントが合いません。
最低限の距離の確保と処置をする空間の確保のためです。
ある程度切れたところです。まだ全部ではありません・・・
黒いところは出血を止血させたところになります。
黄色の矢印のところは赤いです。
毛細血管が粘膜をはいだところから見えている状態です。
矢印の先の「あか」は軽い出血です。
これをきちんと確実に止血していきます。
青矢印の先の黒いものは・・・血管からの出血を電気メスで止血した後です。
切除標本は長さ約7センチです。
赤矢印が「がん」の境目
黄矢印は電気メスのやけど です。
この写真では「がん」の部分と正常の部分がはっきりわかります。